タイトル:ツバキの樹勢衰退について
【質問】
突然のメールでの問い合わせ失礼いたします。
私、こどもの国(横浜市)のみどりのボランテアをしているものです。作業範囲の内、椿の森の管理作業があり,椿に詳しい人を中心に約8千本・
750種類の剪定、下草刈等作業をしております。その内で椿の古木(移植後40年・幹周り1.2m)樹令不明
(移植前はさる宮家にありこどもの国の椿の森を作るとき寄贈された)
最近、樹精?が悪くなり小枝の先端が枯れているのが見られます。
植えられている場所は、日当たりはよいのですが土壌があまり良くないようです。
対策として、根回りを掘り、赤玉土入れるなどを対策をしようと思いますが、
ボランテアで余り知識がないのでご教授いただければありがたいと思いメールいたしました。
対象椿はの種類は(白玉)、樹高8mくらいです。
【回答】
二木さん、はじめまして!
みどりのボランティアをなさっているのですね。二木さんみたいに管理してくださる方がいないと、 すばらしい公園も人が寄り付かなくなりますね。手入れもされず、草ボウボウの公園も結構あります。お仕事大変でしょうが、頑張ってください。
さて、ツバキ(白玉)のことですが、移植後40年くらいとのことですが、 樹高8mとは立派なツバキですね。 花が満開の時はさぞすばらしいでしょうね。樹勢が衰えて小枝の先端が枯れ始めているとのことですが、 樹齢もかなりたっているようですし、移植後40年とのことから考えると、 根の衰弱が原因と思われます。“日当たりは良いが、土壌があまりよくない”と書かれていますが、 今まで40年間同じ場所で、 生育していたのですから、土壌そのものに原因があるとは思えません。
根の衰弱原因として考えられるのは、ツバキの根元近くまで人が行くことがありますか?その場合踏圧により、 根が踏みつけられて衰弱してしまったと考えられます。その場合は、ツバキから1.5m~2.0m離れた所に丸太柵等を設置して、 人が根元まで行かないようにしてください。由緒あるツバキだと思いますので、一般の人も理解してくださると思います。 そしてやはり根の周りの土を掘り起こし、土の入れ替えが必要です。深さは30cmくらい入れ替えれば良いと思います。 入れ替え土は、赤玉土と腐葉土 6: 4くらいでいいと思います。 これは、もう一つの原因が移植後40年たち、 水はけが悪くなった場合でも同じです。ツバキの根は水はけの良い場所でないと、根腐れします。 ツバキは乾燥ぎみのほうが良いと言われています。この場合も土の入れ替えが必要です。 土を掘り起こす時は小さい根は大事に扱ってください。時期は水をツバキが上げる前に(今頃なら)行ってください。
もう一つの根の衰弱原因ですが、根の周りの養分がなくなってしまったと考えられたら、次の処置をしてください。
ツバキの根元から1.0m~1.5m離れた所に、 穴を掘ります。穴の大きさは、直径30cm~50cmくらいで、 深さは50cmくらいでいいと思います。 この穴を根元の周りに1.0m~1.5m間隔で堀り、 穴の中に完熟堆肥を入れてください。穴の表面まで、堆肥を入れてください。少し炭などを混ぜても構いません。 その方が空気の流通も確保できるので、いいかもしれません。
実際に現地で確認できれば、一番いいのですが。というのはどうしても文章だけでは、誤診してしまう可能性があるからです。
もしかしたら病気かもしれませんし、害虫のしわざかもしれません。大事なツバキでしょうから、もしわからないことがあったら、
またメールをください。






