タイトル:シラカバについて
【質問】
市営駐車場に白樺の木が20本ほどあるのですが、ほとんどの木が地面から50センチくらいの高さまで、
直径1㎝ほどの穴がたくさんあいております。これはゴマダラカミキリの成虫がでてきた穴ですが、多い木は10カ所以上の穴があいております。
相談は、この穴をふさぐなにかいい方法はないかということです。もし専用の薬剤とか方法があるのであれば教えてください。なお、
白樺の状態は葉も茂り元気そうです。白樺の直径は15㎝から25㎝くらいです樹高は6~7mです。
【回答】
問題のシラカバの木ですが、書かれているように、ゴマダラカミキリが犯人だと思います。 但し成虫ではなく、 幼虫の仕業です。ゴマダラカミキリの成虫は、見たことがあると思いますが、 背面に白い不規則な斑点がある中型のカミキリムシです。成虫発生のピークは、ちょうど今頃7月中旬からで、9月頃まで続きます。
成虫は、主としてカエデ・モミジ・ミカン類などの緑枝をかじって、剥皮させるため枝枯れが生じます。 シラカバに木自体は元気な様子なので、恐らく近くのカエデ類やミカン類の木に飛んでいって後食(飛び立つ時はまだ完全な成虫となっておらず、 緑枝を盛んに食べることにより完全な成虫となるための行動)することにより、7月下旬頃から、樹皮下の産卵します。 産卵場所も、地ぎわぶが多く、幼虫も地ぎわ部から根にかけて食害します。この点からも、シラカバの 「地面より50cmの位置に穴がある」ということが判ると思います。
防除法ですが、成虫は見つけしだい、捕殺し、密度を減らすようにします。産卵防止のためには、
樹幹に「サッチューコートS」
や「トラサイド」
などの樹幹塗布剤を地ぎわ部から
20cm~30cmくらいの高さまで塗布してください。穴のなかにまだ幼虫がいるようだったら、
薬剤を直接穴の中に注入してください。穴の中に幼虫がいなくなれば、埋める必要もないと思います。樹
木を衰弱させるほど、穴は大きくはないでしょうが、穴の数が多いのが気にかかります。
とりあえず上記の薬剤を試してください
穿孔害虫防除剤 「サッチューコートS」・・・・7月上旬・7月下旬の2回
「トラサイド 乳剤」・・・・・産卵期から
どちらも農薬としては、「普通物」としての登録ですから、毒性の危険は少ない。
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