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日付:2010年02月13日
タイトル:『厳しい自然の中で生きる樹木』

森林整備の調査で山の中を歩いていると、いろいろな樹木たちに遭遇する。厳しい条件下で生育している樹木を目の前にすると、 そのふてぶてしさ、その美しさ、その存在感の大きさに対し、自分の(人間の)ちっぽけな存在など吹っ飛んでしまう。 山奥で凛として時空を超えて生きている樹木たちを見てもらいたい。
 
 写真は、長野県北安曇郡小谷村北小谷の雪深い山の中で、4m以上の積雪の中でも、大空に向かって生育している“ブナ”と“ミズナラ” である。こういう巨木に出会うと、人間の存在など無に等しいと感じてしまうのは私だけだろうか。

 凛としたブナの樹形

逞しさを感じるミズナラ

 長野県東筑摩郡波田町の山に成育している“アカマツ”である。もともとアカマツは、まっすぐに伸びて成長するものは珍しいくらいで、 たいがいのアカマツは、曲がっていたり、斜めだったり、周りの樹木に影響を受けやすいものであるが、この写真のように真ん中から同じ太さで、 2つに枝が分かれているものは珍しいと思い掲載した。

樹木の生きていく戦略のわざか

 長野県木曽郡南木曽町の山に成育している“イイギリ”である。イイギリの生育区域は、 西日本方面の暖かい地方に生育するものと植物図鑑に載っているが、南木曽町は、長野県でも南部で、 長野県のなかでは比較的暖かい地方であるので自生しているのであろう。

殺風景の冬の山に、鮮赤のイイギリの果実

イイギリの果実

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