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日付:2011年12月09日
タイトル:神秘! サワラの「あがりこ林」

その森は、長野県北安曇郡松川村の、有明山登山道入り口の国有林内にある。

 この森に入って思わず立ち止まってしまった。パワースポットともいえる不思議なエネルギーを感じてしまった。この “不思議な” は、 何なのだろうか?きっと初めて行きあえた樹木の奇形を見たからだ。

 「あがりこ」というのは、サワラの主幹を切り、側枝の生長を促す作業の一つらしい。 桶作りなどに使用したのではないかと言われているが、かなり昔の作業ゆえ、さだかではではない。この文化の足跡を知る人は誰もいない。
 ただ、先人たちがすばらしい知恵を持って、「あがりこ」の栽培方法を確立していたことは、現地にしたたかに生き延びている、 このサワラの巨木が物語っている。



 私は、奇形であるが堂々とした、この「あがりこ」に畏怖の念を抱いた。人間を寄せつけない風貌、 そして何百年も有明山から吹き下ろす風雪に耐え、生き延びているこのサワラたち。

 帰る時、『おまえたち人間の力や知恵では、自然というものはわかるはずがない』と背中から、 確かに聞こえてきた。

日付:2011年11月13日
タイトル:『あおぞら保育園』 秋の自然を楽しむ!

11月8日、朝日村のあおぞら保育園児23名が、秋の【森の保育園】を実施しました。快晴の秋空のもと、朝日村の縄文村公園で、 秋にしか味わえない自然体験をしました。

 まず公園内にあるコナラ、クヌギ、トチノキ、ブナの実を拾い集めました。子供たちは、園内を元気いっぱい走りまわり、 それぞれの入れ物に入れては、「まだいっぱいになるまで集める!」と、頑張っていました。

クヌギの周りでドングリを探す子供たち

もう少し、拾いたいね!お互いの中を見あっていました


 集めたドングリを並べて、コナラのドングリ、クヌギのドングリなどの形の違いなど、子供たちにわかるように、 葉の形なども示し説明をしました。

拾ってきたドングリを見せ合っています

 その後は、落ち葉のフトン遊びで楽しみました。トチノキやクヌギの枯れ葉を集め、その中にもぐって大はしゃぎでした。 「落ち葉の中ってあたたかい」とか、「ふわふわのふとんだね」と子供らしい感想でした。こんなに喜んだ子供たちを見ていると、 なんだかこちらも嬉しくなってきてしまいました。

枯れ葉の中で、思いっきり楽しんでいる子供たちの様子です。

こんなにはしゃいでいる子供たちを見ていると、こちらも嬉しくなる。

 子供たちを自然の中へ連れ出し、遊ぶことを目的とした「森の保育園」を今年は3回行いました。自然の中で遊び回る子供たちを見ていると、 この無邪気さをいつまでも忘れないでほしいなあ、と願うのである。

日付:2011年10月11日
タイトル:日本樹木医会 山梨県支部研修会に参加

   平成23年10月8日、山梨県北杜市で(恩賜林御下賜100周年記念)の一環として、 日本樹木医会山梨県支部が研修会を開催しました。
 快晴の秋空のもと、山梨県支部の樹木医、東京や神奈川、長野の樹木医及び山梨県グリーンサポーター会の皆さん、 総勢約65名の参加者で研修会が行われました。

 午前中は、「北杜市すたまの杜図書館」で、講師の林 康夫先生(日本菌学会会員、農学博士)による“腐朽菌の外部形態的特徴” の座学の講演会が行われました。分かりやすい説明で、先生の菌類に対する熱い思いが伝わった講義でした。

講師の林康夫先生の講義、菌類について熱く語る

 お昼は、全国植樹祭会場「みずがき山麓の森」(標高約1,500m)へ移動し、山梨県の県有林の現状と「みずがき山自然公園」について、 山梨県支部の樹木医依田勇二(15期)氏が説明してくれました。目の前には、標高2,230mの「みずがき山」が迫り、 圧倒されつつの昼食でした。

樹木医15期の(私と同期です)依田勇二氏による説明

眼前にせまる花崗岩の「みずがき山」の雄姿

 午後は、山梨県指定の天然記念物の「日陰のトチノキ」を見学し、林 康夫先生によるトチノキの腐食部に出ている、 いろいろな子実体を手に腐朽菌の説明を受けました。

山梨県指定の「日陰のトチノキ」、人知れずの場所にドッシリと

参加者の皆さん、トチノキの説明を聞く

林先生に子実体を手に、説明を受ける。これって勉強になるな!

 最後に、根古屋神社の大ケヤキを見に行きました。この大ケヤキは、国指定の天然記念物で、神社の両サイドに「田木」と「畑木」 と言われている2本が、それは存在感を示し人間を圧倒するほどの巨木です。山梨県支部の樹木医、小野、小林両氏が、 樹勢回復の処置についての説明が行われました。

根古屋神社の大ケヤキ、こちらは「田木」です

こちらの大ケヤキは、「畑木」です。どちらも存在感がある

山梨県支部の樹木医小林氏による大ケヤキの治療処置についての説明

 天気も最高で、気持ちがいい一日を過ごすことができました。山梨県支部の樹木医さん、ご苦労様でした。

日付:2011年08月28日
タイトル:【あひさま保育園児と虫探し】

8月24日(水)、『森の保育園』を行いました。今回の目的は、夏の森へ出かけ昆虫を見つけることです。年長児18名、 年中児26名の44名で、「桜坂公園」周辺に出かけました。

最初に、セミの抜け殻を園児たちに見せています

 ササの葉を食べる虫のことや、アリ地獄を発見し、中に隠れている虫がどんなものか観察したり、セミの抜け殻を集めたりしました。 とにかく園児たちは、自然にいる虫を捕まえてきては「こんな虫さんいたよ!」と大人とちがった、 低い視線で見つけられる虫たちに興味しんしんでした。
 いつも教えられることだけど、子供がもっている感性ってすばらしいなあと思います。それだけ子供たちが、 自然を素直に受け入れているにちがいない。大人は、邪念がありすぎて自然のありがたさを感じ取れないでいる。

ササの葉をかじった虫、どうしてきそく正しい穴の間隔ができたかを話しています

 最後にみんなで、ネイチャーゲームをして遊びました。今回のネイチャーゲームは、「こうもりとガ」のゲームで、 園児たちの大きな声が山じゅうに響き渡りました。 『バット』、『モス』 『バット』、『モス』 と。

まず先生がこうもりさんになりました。目隠しをしてイザ!

逃げ回る「モス」(黄色の防止) 

広々とした公園内で遊ぶ園児たち、でも山の中にある公園です

日付:2011年08月28日
タイトル:≪桜の視察研修で来村≫

 8月23日(火)、長野県辰野町から、「辰野町ボランティアセンター運営管理」に所属しておられる12名が、 朝日村に来られました。皆さん「城前の桜(ソメイヨシノ)」を維持管理をされているとのことでした。

 「朝日村桜の里プロジェクト」が、朝日村で実施している桜の管理の実体を聞きたいということで、視察研修に来られたそうです。 「朝日村桜の里プロジェクト」の笠原代表以下4人で対応しました。

笠原代表の歓迎挨拶とプロジェクトの説明をしました

朝日村に視察研修に来られた皆さん。真剣に聞き入っていました


 植栽した桜の公園を回り、どんな種類の桜を植栽されたのか、維持管理はどのように行っているのかを説明しました。 辰野町の方々も桜には興味があるかたばっかりなので、皆さん真剣に聞いたり、質問をしたりと充実した研修ができたようでした。

植栽地を見学しました

サクラの種類や維持管理などを質問されていました

 辰野町のある「城前の桜」は、樹齢50年くらいで、今後維持管理をして桜の寿命を延ばしていきたい、 との思いで小学生も参加してのボランティア活動をしているそうです。

 桜(特にソメイヨシノ)に思いを入れる日本人は多い。ぱっと咲いてぱっと散る、そのいそぎよさが日本人の心情を揺れ動かしているのだろう。 短命と言われているソメイヨシノだが、維持管理しだいでは、 青森県の弘前城のソメイヨシノみたいに100年以上咲かせ続けることもできるのである。

日付:2011年07月27日
タイトル:ヒメホタルを見よう!

 7月23日、朝日村野俣沢キャンプ場周辺で、ヒメホタルの鑑賞会を行いました。

 この場所は、7月14日から7月25日の12日間に現れます。ピークは19日、20日です。今年は飛翔の終わりに近い日だったので、 飛んでいるホタルも少なかったのですが、参加者の皆さんも感激していました。

ヒメホタルについて、参加者に説明しているところです

すぐ傍まで来てくれるので、手にとって観察できます

ヒメホタルに会いに、来年もまた来ようね。

 ヒメホタルは、オスよりかなり少ないメスを見つけようと、一生懸命最後の光を放していました。ヒメホタルは、長野県で「準絶滅種」 になっています。いつまでもこの自然環境を保全し、次の世代に残してやるのが今の私たちの使命だと思っています。

日付:2011年07月04日
タイトル:『森林浴体験』 開催!

7月2日、朝日村の「野俣沢林間キャンプ場」周辺の遊歩道を使い
、フィトンチッドやマイナスイオンがふりそそぐ中、『森林浴体験』を行いました。

 天気は薄曇りで、ときどきおひさまも顔を出し、さわやかな風が頬に心地よく吹き抜けて、気持ち良いひと時を過ごすことができました。 参加者は14名で、お子さんも3名参加し最後までついて来てくれました。

今日歩く遊歩道について、コースの説明をしているところです



 この遊歩道は、主にカラマツの林間コースとなっていて、林内は明るく森林浴を行うには、もってこいのコースです。 鳥や川のせせらぎを聞いたり、植物の匂いを嗅いだり、遠くの景色を眺めたりと、 五感を使ってゆっくりと2km弱の道のりを約2時間30分かけて歩きました。

山の中へ歩きだします

森林浴の効能について話しているところです

林内は明るく、子供もスイスイ歩けます

遊歩道の最高地点で、広がる景色を楽しむことができます

 参加者の皆さんも、「気持ちがいい!」、「川の音が心地よい!」と自然を満喫されていました。お昼は、 朝日村で採れた山菜や野菜を中心とした「セラピー弁当」を用意しました。毎回この「セラピー弁当」は、 参加していただいている皆さんに好評を得ています。

山菜・野菜中心の「セラピー弁当」です。メインは筍ご飯です。

 それぞれの人が、それぞれの日常を離れ、自然の中に自分の身をゆだねる贅沢(?)な時間をもちたいものです。

日付:2011年06月07日
タイトル:平成23年度 日本樹木医会長野大会開催する

 平成23年6月3日(金)、長野市の「メルパルク長野」で『平成23年度 日本樹木医会長野大会』が開催されました。 この日は気温も27℃の夏日となり、暑い中230名の出席のもと行われました。

長野大会の会場となった「メルパルク長野」

 午後1時30分より、長野県支部長の小山明氏の挨拶に始まり、「定時社員総会」が行われました。
つづいて「アトラクション」として、長野県出身のソプラノ歌手によるふるさとの歌の数々を歌っていただきました。

美しいソプラノで、数々の歌を歌っていただきました
 
 樹木医講演会は、基調講演として、元森林総合研究所 きのこ科長・大阪工業大学環境工学科 客員教授の「小川 眞」氏による  “根から見たマツの健康診断と治療の要点” と題し講演をいただきました。この講演はぜひ聞きたいという参加者も多く、 熱心に聞いておられました。
樹木医講演として、長野県支部の横川 智津子氏の「市民と樹木医」、同じく長野県支部の岡田 充弘氏の「希少群落の後継樹育成」 の発表がありました。

小川 眞氏の講演(画像暗くてすみません)

聞き逃しまいと、熱心に聴講する参加者

 午後6時から行われた「交歓会」は、例年のように大賑わいでした。次から次とお酌にまわる人、久しぶりに行き会えて情報を交換したりと、 時間は瞬く間に過ぎ去りました。次回の福岡県にバトンタッチして閉会しました。

交歓会のひとこま、話も弾んでいます

15期のテーブルです。この頃は皆さんかなり入っています(酒が)


 その後は、期別に分かれそれぞれ二次会に行きました。わが15期も17名が、まだ食べられるの?まだ呑めるの?というくらいの元気で、 話が弾みました。やっぱり同期はなんでも話せるし、気心がしれているので楽しい会となりました。

 6月4日のエクスカーションは、私は参加しませんでしたが、今話題の「パワー・スポット」の戸隠神社に計画され、 大型バス3台貸切という大勢の皆さんが参加されました。

 来年は、福岡で開催されます。福岡支部のみなさん頑張ってください。私もぜひ参加したいと思っています。

日付:2011年06月01日
タイトル:『あおぞら保育園』 森を歩く

6月1日(水)、あおぞら保育園児22名が、近くの里山を歩き自然との触れ合い体験をしました。これは昨年から始めた『森の保育園』 の行事の一つとして行ったものです。

 山の中を歩きながら、樹木の幹に触ったり、葉っぱや小枝の匂いを嗅いだりして、自然の中へ出かけなければできない体験をしました。 急な山道もなんのその、やっぱり子供は自然の中が大好きなんだ。

山の中は、なにかありそうだね。

アカマツ林の中は、とても明るいよ。でもちょっとこわい!

急な山下り。滑らないようにゆっくり歩きました。

 山から下りて公園で、「葉っぱ当てゲーム」をやりました。自分で取ってきた葉っぱを使い、二班に分かれてゲームをやりました。 ネイチャーゲームの一つですが、自然のものを使って、自然の中で行う、子供たちがこんなに夢中になるなんて思いもしませんでした。 大人にはわからない子供が持っている感性なのかな?そんな子供たちが、これからも少しずつ森の中で、 いろいろな体験ができるような手助けをしたいな。

 

これから、葉っぱ当てクイズの始まり!

ボクの方が早く見つけたよ。 

この葉っぱと同じだよね~。

これかな? 先生の葉っぱをよく見てね。

先生の葉っぱと同じだ~。


 

日付:2011年05月23日
タイトル:【おひさま保育園児】 森で遊ぶ!

5月23日、朝日村の「おひさま保育園」の園児44名(年長児18名、年中児26名)が、昨年から実施している『森の保育園』 を体験しました。 

 年中児は、「ロープ遊び」とネイチャーゲームの「葉っぱ当てクイズ」をやり、年長児は、「秘密基地作り」と「ロープ遊び」やりました。

広々した林の中で、「ロープ遊び」ができます

自分の順番が来てから挑戦します

みんなうまくロープを伝って進みます。園児の神経抜群!!

 年長児の「秘密基地作り」は、林の中に広葉樹の枝を集め、それを壁にして周囲を覆い秘密基地の完成です。 遮断された暗い空間に自分の身を隠し、友だちとヒソヒソ話をするスリルがたまらないものです。 思いおこせば私も昔そのような経験をしたことを思い出しました。

一生懸命「秘密基地」を作っているところです

「秘密基地」の壁を作るための枝を運んでいるところです

完成した「秘密基地」の前で記念写真 一斑

完成した「秘密基地」の前で記念写真 二班

 年中児の「葉っぱ当てクイズ」は、園児たちに自分の気に入った葉を2枚とってきてもらい、その葉を使ったゲームです。最初、 私はこのゲーム園児たちが楽しくできるのか不安に思っていましたが、真剣にかまえる園児たちを見ていると、 大人な感覚で園児をみてはいけないなあ とつくづく反省させられました。

“ハイ、正解です” 「葉っぱ当てクイズ」です

真剣そのもので構えます。誰が教えたのでもなのに スゴイナ~!

 ◎ 次回の『森の保育園』は、夏の昆虫観察をやる予定です。どんな園児からの質問にも答えられるように勉強しなくては・・・・・・。

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